もし、痒みの原因が脂漏性皮膚炎と診断された場合、病院からの薬を塗ったり飲んだりすると思いますが、
それ以外に本人ができることは、清潔な頭皮を保つことです。
清潔にするためには、髪の汚れや余分な皮脂を洗い流し、シャンプー後はよく乾かすことです。
シャンプー前にブラッシング、一度、温めでたっぷりのお湯で流しましょう。
これにより目に見えない皮脂や埃をだいぶ落とせます。
シャンプーは洗浄力の弱いものを使い、手のひらで泡立たせて頭皮を指の腹でマッサージするように洗います。
頭皮に傷をつけると厄介ですので、爪を立てたり、ガシガシ洗うのはやめましょう。
最後に泡は、十分なお湯を使ってきちんと洗い流します。
洗髪が終わったら頭皮も髪もヘアドライヤーで、完全に乾かします。
ヘアドライヤーは、風量よりも髪にあたる温度に注意してください。
健康な頭皮に痒みは出ないので、痒みがあるということは、頭皮が不健康な状態になっていると考えられます。
頭皮のかゆみは、頭皮や空気の乾燥とその逆の皮脂の過剰分泌、菌やダニ、紫外線などいくつか原因があります。
何が原因だとしても髪の成長には、足かせになってしまうため酷くなると抜け毛になります。
はげないとは言い切れません。
それに汗をかくことも合わさって掻き、そして傷がつき、傷がもとで痒くなるという痒みのサイクルに陥ることもあります。
痒みが数日間に及ぶなら皮膚科などで原因を特定してそのうえで、適切な治療を選択します。
抜け毛まで発症させないように注意しましょう。
ご参考までに痒みのメカニズムのお話しです。
かゆみを感じる神経を刺激するのは、ヒスタミンという物質です。
通常時は非活性ですが、ケガなど外部から刺激があると活性化します。
炎症が起きている皮膚の中では、ヒスタミンなどを含む「マスト細胞」というものがたくさん集まっている「炎症細胞」が見られます。
ヒスタミンはマスト細胞から排出され、炎症を悪化させる物質は炎症細胞が作り出します。
それらの物質が「かゆみ神経」を刺激することで人はかゆみを感じます。
つまり、炎症を抑えなければ、痒みは繰り返されるというメカニズムです。
男性も女性も生え際が心配で、ハゲるだのハゲただの気が重くなりますね。
(花王キュレルをおすすめするサイトが多いですが)頭皮にかさぶたがあってニキビができて痛い・かゆいときの対策方法は原因をなくすことが大切で、少なくても頭皮を清潔(画像)にすることですから洗髪には注意が必要です。
たとえば、頭痛があってフケだらけならオロナインでは治らないことが多く、その場合は、ストレスが原因かもしれません。
頭皮ニキビができてしまった、あるいはたくさん赤いポチポチがある人は、洗髪のやり方を見直しましょう。
大事なことは、成分に関係なく洗髪の時のシャンプー市販を直接地肌につけないこと、毛穴に詰まった汚れはきちんと落とすこと、地肌に爪を立てず指の腹で洗うこと、そしてシャンプー剤は毛穴に残らないように十分にすすいで終わらせることです。
シャンプー後は、髪を生乾きにしないことが大切です。